祭概要
五百年の歴史を誇り、国指定重要無形民俗文化財でもある淡路人形芝居の由来は色々な説がありますが、鎌倉時代、淡路島に大阪四天王寺より舞楽など神事を生業とする楽人が移り住み、その後西宮の戎神社に属したエビスカキから人形操りの人気が高かったため神事を人形操りで行うようになったと考えられています。漁の安全と恵みを祈るものとして、また、家、土地、船を守り、神を讃える神聖な季節の行事として定着し、昭和初期までは、門付けの三番叟や戎舞が淡路の各家を回り神棚の前で幸せを祈っていました。最盛期の18世紀初めには40以上の座本が覇を競い、人形役者が千人もおり淡路島のみならず日本全国を巡業し、各地に人形芝居を伝えました。大阪に出て「文楽」を創始した植村文楽軒も淡路出身です。文楽と異なり野掛け舞台だったため大きな人形、大きな動作となり、時代物を得意とし、早替りや道具返し、衣装山など淡路独特の演出や演技も派手でケレン味が尊ばれ、気軽に楽しめるという人形芝居本来の雰囲気を残した外題も多く、女性の座員も活躍する舞台は華やかです。
祭基本情報
祭ID | F1060 |
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祭名称 | 淡路人形浄瑠璃 (あわじにんぎょうじょうるり) |
祭タイプ | 舞楽、能、延年、歌舞伎、人形芝居 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | http://www.awajiningyoza.com/ |
開催場所 | 兵庫県南あわじ市 |
開催時期 | 1月,3月,4月,5月,6月,7月,8月,9月,10月,11月,12月 (淡路人形座にて 毎日5回公演(水曜定休日)) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2015年03月10日/ 2015年05月14日 |
問い合わせ先 |
淡路人形座 担当: () TEL:0799-52-0260 |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com