祭概要
この「ほうとう」は「小豆ほうとう」で、所謂お汁粉を食べる習慣が始まった江戸中期1750年ころから始まったと伝わります。
大物主を祭神として祀り逸見筋の総鎮守である三輪(みわ)神社の夏の例大祭で、旧暦の6月30日現在では7月の最終土曜日の夜執り行われる祭りです。
神事の後、参拝者は神殿にお参りして神紙を受けると、自身の体を拭い、等身大の藁人形の腹掛けに神紙を入れ、厄を移します。振舞われる「小豆ほうとう」を、境内で焚かれたたき火(ここから「どんどん火」とも呼ばれる)を囲んで食べます。昔から田植えが終わったころ害虫除けを祈願して行われる虫送り行事がベースで、農作業で疲れ傷んだ身体の厄をふき取り藁人形に託した厄払い行事が合体した祭で、当時は貴重な甘い「小豆ほうとう」を食べて、体力の回復と五穀豊穣を祈願する夜祭です。昔は、祭の夜各家庭で作り食べられていましたが、食文化の変化と共に三輪神社から振舞われる様になり、傷んだ体の厄を託された藁人形は須玉川に流されましたが、環境保全の面からどんどん火でお焚きあげられるなど、時代の変化と共に祭事も変わってきました。
祭基本情報
祭ID | F1203 |
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祭名称 | 若神子のほうとう祭 (わかみこのほうとうまつり) |
祭タイプ | 雨乞い、虫送り、夏の祓、その他夏の行事 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | |
開催場所 | 山梨県北杜市 |
開催時期 | 7月 (毎年7月の最終土曜日) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2017年03月03日/ 2017年03月03日 |
問い合わせ先 |
北杜市観光協会 担当: () TEL:0551-47-4747 メールアドレス : info@hokuto-kanko.jp |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com