祭概要
日本三大霊場に数えられる恐山は、貞観4年(862年)に天台宗慈覚大師円仁によって開山されたといわれています。風車がカラカラと回り、荒々しい岩場の合間から硫黄の臭いが立ちこめる様子は“地獄”に、そこを抜け、一面に広がる美しい湖と白砂の浜は“極楽”に見立てられています。
毎年7月20日から24日まで行われる恐山大祭では、亡くなった人や、早世した子供達の供養を行う「大施食(だいせじき)法要会(くようえ)」や、22日には僧侶、先達をはじめ婆々講、念仏講の信者などが同行する籠行列である「上山式(じょうざんしき)」、22日から24日までは祖先や新しく仏となった人々への供養や、家内安全、無病息災を祈願する「大般若(だいはんにゃ)祈祷(きとう)」が行われ、期間中は多くの参詣者で賑わいます。
また、境内ではイタコの口寄せが行われており、死者の霊を呼び出し、その声を聞くために遠方からもお客様が訪れています。
祭基本情報
祭ID | F1201 |
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祭名称 | 恐山大祭 (おそれざんたいさい) |
祭タイプ | 民俗信仰、習俗、その他 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | |
開催場所 | 青森県むつ市 |
開催時期 | 7月 (毎年7月20日〜24日) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2017年03月03日/ 2017年03月03日 |
問い合わせ先 |
恐山寺務所 担当: (おそれざんじむしょ) TEL:0175-22-3825 |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com