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武蔵府中の太鼓講 (むさしふちゅうのたいここう)

都道府県:東京都

祭基本情報

伝統と格式を誇る大太鼓の曳行は圧巻

祭概要

大國魂神社は昔より崇敬者が非常に多く、関東一帯にわたります。毎年5月5日の例大祭には夜間八基の神輿が古式の行列を整え、闇夜に御旅所へ渡御するので、俗に府中の「くらやみ祭」といわれ、現在では神輿渡御は夕刻(午後6時)より行われています。「くらやみ祭」は武蔵国の国府祭で、およそ1000年以上の歴史があり、形を変えながらも江戸時代には現在の形になったと言われます。
「くらやみ祭」で特徴的なものが、日本最大級の大太鼓である御先払太鼓をはじめとする6張の大太鼓です。これは神輿の道を祓う役目の太鼓で、地響きのような音を鳴らして町内を巡行します。6張の太鼓はそれぞれ別の町が講中となって管理をしており、講中の人々は府中在住または近郊の氏子を中心に、かつての武蔵国といわれた地まで範囲は広がります。太鼓講の始まりは幕末には組織されていたと考えられ、明治以降に講中の数も増えていきます。武蔵総社である大國魂神社の広い信仰を基に、村と村、人と人のつながりを通じて出来上がった講中は、現在まで脈々と受け継がれています。昭和54年に12月に「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定されました。

祭基本情報

祭ID F1197
祭名称 武蔵府中の太鼓講 
(むさしふちゅうのたいここう)
祭タイプ 登拝・神輿・山車など祭礼行事、法会
一般募集 不明
ホームページ https://www.ookunitamajinja.or.jp/ 
開催場所 東京都府中市
開催時期 5月 (毎年5月3日~5月6日)
祭り情報掲載日/
最終更新日
2017年03月03日/
2017年03月03日
問い合わせ先 大國魂神社社務所
担当: ()
TEL:042-362-2130
メールアドレス : musasi@ookunitamajinja.or.jp

祭情報掲載者

地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com