祭概要

鷲宮催馬楽神楽は、関東神楽の源流といわれ、昭和５１年（１９７６年）の第１回目に重要無形民俗文化財の指定を受けました。正式名称としては「土師一流催馬楽神楽」といいます。
鷲宮神社が、古代に「土師部」の人々が創建し、初めは「土師宮」と称していたとの伝承から、鷲宮催馬楽神楽も「土師一流」の流派名を用いています。催馬楽とは、平安時代に流行した歌謡の一種です。神楽の中で催馬楽を歌うことや、演劇的要素はなく、一種の舞踊劇となっていることなどに特徴があります。曲目の大半が『日本書紀』や『古事記』の神話を題材としており、古くは３６座あったといわれていますが、現在は１２座とその他の３座があります。
なお鷲宮神社(鷲宮1丁目)では、年6回(1月1日、2月14日、4月10日、7月31日、10月10日、12月初酉日)公開しています。

祭基本情報