祭概要
宮城県の北東にある宮戸島の月浜という集落に伝承されている小正月の鳥追い行事で、平成18年3月、重要無形民俗文化財に指定されています。
集落の子どもたちが1月11日から岩屋にこもって共同生活を行い(~1月16日朝)、14日夜に松の棒を持って集団で集落内の家々をまわり、縁側や玄関先で松の棒を地面に突きながら害鳥を追いはらう唱え言と、1年間の無病息災・豊漁豊作を祈願する言葉を言います。16日早朝には集落にある五十鈴神社の境内で、ヤヘイガミをつけた竹を持って鳥を追いはらう動作をします。この日は同時に家々でも鳥追いが行われています。
この地域は平成23年3月11日に発生した東日本大震災に見舞われ、集落が壊滅しましたが、幸いにして住民は全員避難し助かりました。現在、復旧・復興事業が進み、もとあった集落の背後地を造成し移り住み、行事も休止することなく継続しています。
祭基本情報
祭ID | F1179 |
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祭名称 | 月浜のえんずのわり (つきはまのえんずのわり) |
祭タイプ | なまはげ、左義長、その他正月、冬、春の行事 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | |
開催場所 | 宮城県東松島市 |
開催時期 | 1月 (1月11日~16日) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2016年10月06日/ 2016年10月06日 |
問い合わせ先 |
えんずのわり保存会 担当: () メールアドレス : kaminoie@rose.ocn.ne.jp |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com