祭概要
四日市市を中心とする三重県の北勢地方には、豪華な装飾を施した将軍や大名が乗る御座船を模した鯨船を練り回し、少年の扮する羽刺役がモリで張りぼての鯨を突くという、陸上での模擬捕鯨を祭礼の風流に取り入れた行事が伝えられています。捕鯨を生業としていない地域において、鯨を大漁や豊穣の象徴として見立てた民俗行事です。なかでも四日市市富田地区に伝わる「鳥出神社の鯨船行事」は、江戸時代後期に創始されたと考えられ、それぞれが意匠装飾を凝らした4艘の鯨船山車を有します。
8月14日に各町での町練り、15日に神社への本練りが行われています。
平成9年に重要無形民俗文化財に指定され、国内33件の「山・鉾・屋台行事」のひとつとして、ユネスコ無形文化遺産への今年中の登録が期待されています。
祭基本情報
祭ID | F1171 |
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祭名称 | 鳥出神社の鯨船行事 (とりでじんじゃのくじらぶねぎょうじ) |
祭タイプ | 登拝・神輿・山車など祭礼行事、法会 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | http://www.tomida.net/maturi/newmaturi.html |
開催場所 | 三重県四日市市 |
開催時期 | 8月 (毎年8月14日・15日) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2016年06月27日/ 2016年06月27日 |
問い合わせ先 |
四日市市富田地区市民センター 担当: () TEL:059-365-1141 メールアドレス : tomida-c@city.yokkaichi.mie.jp |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com