祭概要
松尾寺の仏舞は、松尾寺の本堂の中で毎年5月8日に披露されていて、越天楽の譜に合わせて優雅に舞うもので、本堂で僧侶が読経した後、「大日如来」「釈迦如来」「阿弥陀如来」三仏の面をつけた6人の舞人が登場し、雅楽の太鼓や笛の演奏音に合わせて、ゆっくりと両手を目の前で翳したり、内や外を向いたり、上下させながら回るなどのゆるやかな舞いを披露します。
この仏舞は、地元では600年ほど前に始まったと伝えられ、仏面の箱に書かれた享保10年の銘文や享保20年、また宝暦11年から天保12年にかけて書かれた記録によって、18世紀には、4月8日の仏誕会に仏舞が行われていたことが確認できます。4月から5月になったのは明治以降といわれています。
現在、松尾地区を中心に周辺地域の人びとも参加して伝承・公開されていますが、昭和40年代ころまで、それぞれの仏や楽器ごとに伝承する家筋が決まっていて、まず、その家の長男に、また長男の家に跡取りがいない場合は弟の家に限って厳密に伝えられてきました。
祭基本情報
祭ID | F1158 |
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祭名称 | 松尾寺の仏舞 (まつのおでらのほとけまい) |
祭タイプ | 民俗信仰、習俗、その他 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | |
開催場所 | 京都府舞鶴市 |
開催時期 | 5月 (毎年5月8日) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2016年03月04日/ 2016年03月04日 |
問い合わせ先 |
一般社団法人舞鶴観光協会 担当: () TEL:0773-75-8600 メールアドレス : info@maizuru-kanko.net |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com