祭概要

油日神社は陽成天皇の御代、元慶元年11月13日、油日神に神階を授けられたことが国史三代実録に見える国史見在の古社です。江州無穏大社と仰ぎ甲賀の総社として甲賀武士及地頭領主の崇敬を受けてきました。
油日神社氏子地域に伝わる太鼓踊は旱魃時の雨乞い祈願の祭礼で、昔から不定期に行われてきました。
昭和48年11月5日、国選択無形文化財に指定された太鼓踊は降雨祈願・お願いの「大踊（おおおどり）」、返礼・歓喜の「小踊（こおどり）」があります。
かつては地域ごとに伝わる踊りがあったようですが、現在、大踊は毛枚のみ、小踊は油日・上野・五反田の3ケ所に残っています。踊りの様子については、大踊は厳粛に、小踊は賑やかであり、その内容は地域ごとにやや違いがあります。

祭基本情報