祭概要
壬生狂言は壬生寺の年中行事の法要であって、狂言は本来この期間、朝・昼・夜の勤行のうち昼のお勤めとして、壬生大念仏講中が壬生寺ご本尊の地蔵菩薩に奉納するものであり、「壬生さんのカンデンデン」と、大昔から京の庶民大衆に親しまれて来ました。
今から約700年前の鎌倉時代、正安2年(1300年)に、壬生寺を大いに興隆された円覚上人が、一般大衆に最もわかりやすい方法で仏の教えを説こうとして、一般の能狂言とは異なり、身ぶり手ぶりのパントマイムに仏の教えを仕組まれたのが、壬生狂言の始まりと伝えられています。永い間には大衆の娯楽である演劇の面でも発展し、本来の宗教劇のみならずレパートリーをひろげて現在は30番の演目があります。
近年、民俗文化財としての評価が高まり、昭和51年には国の重要無形民俗文化財として、京都府下からは第一番に指定をうけています。また舞台は特異な建造物であり、昭和55年に重要文化財に指定されました。
祭基本情報
祭ID | F1148 |
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祭名称 | 壬生狂言 (みぶきょうげん) |
祭タイプ | 舞楽、能、延年、歌舞伎、人形芝居 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | http://www.mibudera.com/ |
開催場所 | 京都府中京区 |
開催時期 | 4月,5月,10月 (毎年4月29日~5月5日、10月の連休の3日間) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2016年01月20日/ 2016年01月20日 |
問い合わせ先 |
壬生寺 担当: () TEL:075-841-3381 |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com