祭概要
江戸末期の元治元年(1864年)、銚子の町は未曽有のイワシの豊漁に沸きかえりました。人々はこれを祝い、海神への感謝を表す祭りを催しました。そこで、祭りを盛り上げる太鼓囃子を持ち合わせなかった人々は、漁師の祭りに相応しい、勇壮な太鼓踊りを考えだしました。
はね太鼓は非常に珍しい太鼓で、銚子市の無形文化財です。二人の打ち手が太鼓を担ぎ上げ、首とあばらで太鼓を支えながら打って跳ね、跳ねては回り、太鼓もろとも宙を舞います。極めつけは「ねかせ打ち」、担ぎ手の一人を抱え込み地に這わせ太鼓を打ちまくります。黒潮躍る海の男の力と技の太鼓で異彩さと勇壮さは見るものを圧倒します。
保存会は、昭和50年ころから郷土芸能として活躍を始めましたが、漁師町ならではの郷土芸能であるはね太鼓を通じて、銚子内外に積極的にアピールするとともに後進の育成に努め、普及活動を行っています。さらに、はね太鼓の新たなる奏法を編み出すなど創作にも力を入れています。
祭基本情報
祭ID | F1112 |
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祭名称 | 銚子はね太鼓 (ちょうしはねたいこ) |
祭タイプ | 唄、囃子、太鼓 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | http://www2.ocn.ne.jp/~taiko1/ |
開催場所 | 千葉県銚子市 |
開催時期 | 7月 (毎年旧暦6月15日) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2015年05月14日/ 2016年06月29日 |
問い合わせ先 |
銚子はね太鼓保存会 担当: () TEL:0479-24-5695 |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com