祭概要
全戸28戸、人口103名の一関市萩荘南沢地区に伝承されている南沢神楽は、岩手県南部から宮城県北部に広く分布する南部神楽に分類されます。南部神楽の由来や発祥は諸説ありますが、旧仙台藩に伝承されていた法印神楽と旧盛岡藩の早池峰山を中心とした山伏神楽の影響を受けていると考えられ、これに奥浄瑠璃を劇化した演目(劇舞)が加わり、明治期に独自の発展を遂げたと考えられています。
南沢神楽は、南部神楽の中の自鏡山山伏(法印)神楽の流れを受け継ぎ、昭和15年に創設されました。その後、各種大会や催事等の公演で活動は拡大しましたが、昭和50年頃に後継者不足の問題などで一時衰退します。平成11年頃、再興の機運が高まり活動を再開。現在は、集落の約半数が加入し各地の神社での奉納のほか各種大会、発表会などで積極的な公演活動を行っています。毎年3月中旬には一関文化センターにおいて、一関民俗芸能祭が開催されており、南沢神楽のほか一関地域の郷土芸能が披露されています。
祭基本情報
祭ID | F1064 |
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祭名称 | 南沢神楽 (みなみざわかぐら) |
祭タイプ | 神楽 |
一般募集 | 不明 |
ホームページ | http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/ |
開催場所 | 岩手県一関市 |
開催時期 | 3月 (毎年3月) |
祭り情報掲載日/ 最終更新日 |
2015年03月10日/ 2015年05月14日 |
問い合わせ先 |
南沢神楽 担当: () TEL:0191-38-2314 メールアドレス : minamisawakagura@gmail.com |
祭情報掲載者
地域伝統芸能活用センター まつりーと事務局2
メールアドレス:support@matsuri-info.com