祭概要

全国各地にさまざまな形の神楽が伝えられていますが、広島県を中心とした地域では「芸北神楽」と呼ばれる神楽が極めて特徴的です。農民信仰の影響を受けながらも演劇性が強いという点で、大衆的でのびのびした伝統芸能として発展しました。

この芸北神楽は２００以上もの神楽団が伝統継承しているといわれ、秋祭り（９月〜１１月）のシーズンともなると中山間地域のあちこちで神社の奉納神楽を観ることができ、特に安芸高田市の町おこし施設「神楽門前湯治村」では神楽専用の「神楽ドーム」などで年間、１５０日以上の週末の定期公演や競演大会を鑑賞することができます。神楽のハレの舞台であるとともに地域振興の役割も担っています。神楽門前湯治村では通年の週末（１２月〜３月は土・日、４月〜１１月は金・土・日）で開催しています。

祭基本情報